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ie アイルランド

アイルランド島 は、ヨーロッパ大陸の北西沖に位置し、アイリッシュ海を挟んで東にグレートブリテン島に接する、ヨーロッパで3番目に大きな島である。面積は8万4412km²で、世界では20番目に大きな島である。

南北450km、東西260kmで、中央部の低地を丘陵地帯が取り囲む地形である。山は全体的に低く南西部にあるカラントゥール山が1041mで最も高い。島内最長の河川シャノン川が北東から南西に流れ、無数の湖を有する。気候は、西の大西洋を北上してきた北大西洋海流(メキシコ湾流の延長)の影響で温暖である。古くはローマ人にヒベルニア(Hibernia; ラテン語で「冬の国」「冬の地」の意)と呼ばれていた。

政治的には、ダブリンを首都とする南西部大半のアイルランド共和国と、ベルファストを首都とする北部の北アイルランド(アルスターの一部)に分かれ、北アイルランドはグレートブリテン島のイングランド・スコットランド・ウェールズとともにグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)を構成する。

教育

education

アイルランドの教育(Education In The Republic of Ireland)ではアイルランドにおける教育システムを記述する。他の西ヨーロッパ諸国と同様に教育段階は3段階(初等教育、中等教育、高等教育)に分けられている。1960年代からのアイルランド経済の発展を反影して 近年これ以外の教育課程が整備されつつある。政府の教育・科学省および教育大臣が教育行政を取り仕切っており、資金配分や行政指導などをおこなっている。

全ての児童は6歳から15歳まで義務教育を受けなければならない。アイルランド憲法では家庭教育の権利も保障されているため、憲法では規定されていない家庭教育が必要な最低経済状態の定義について議論が戦わされている。

アイルランド語の義務教育化は1973年に廃止されたが、公立学校の生徒には現在でもアイルランド語(国語)の授業が行われているが、第三レベルの教育機関入学に必須科目(Leaving Certificate Honour合格:英国のGCE A Level類似)となっている場合がある。幼少期を外国で過ごしたり、理解が遅い生徒はこの授業を免除することができる。

ほぼ全ての授業において英語が使用されているが、Gaelscoil(国立小中一貫校)と呼ばれるアイルランド語に特化した学校ではアイルランド語が一般の授業にも使用されており、現在増化傾向にある。大学の講義にもアイルランド語で受講できるものが存在する。

アイルランドにおける高等教育(第三レベルの教育)はダブリンシティ大学Dublin City University、ダブリン工科大学Dublin Institute of Technology、Higher Education and Training Awards Council、アイルランド国立大学National University of Ireland(UCD、UCC、NUI Galway、NUI Maynooth)、トリニティ・カレッジTrinity College、リムリック大学University of Limerickにおいて行われている。これらはアイルランド政府により認可されている学位授与機構である。ダブリンにあるKing's Innsは事務弁護士の養成に特化する形で、部分的に大学と同様の機能を果たしている。

食品

food

アイルランド料理とは、主にアイルランドで食べられる料理で、シンプルで伝統的な家庭料理と、飲食店やホテルで提供される現代的な料理とに大別される。旧宗主国イギリスと共通する料理も多い。

主食となるのはジャガイモとパン。肉は豚肉を中心に羊肉、牛肉が用いられる。また魚介類が豊富に採れるため、魚ではサケやタラ、その他に甲殻類やカキが利用される。野菜では前述のジャガイモのほか、キャベツやタマネギなど寒冷に強い作物が使用される。

日本ではジャガイモ飢饉の間違った解釈やテレビのやらせ番組のせいで、土地の痩せた国と思われているが、冷涼な気候ながら農業が盛んで食材は豊富である。水産業も盛んだったが、近年は乱獲により漁業資源の枯渇が問題になっている。

特に伝統的な料理ではジャガイモと乳製品は欠かせない食材となっている。 コルカノン(英:colcannon/愛:cál ceannann)はキャベツやケールを混ぜたマッシュポテト。チャンプ(英:champ/愛:brúitín)は牛乳で煮たみじん切りのタマネギやパセリを加えたマッシュポテトである。ボクスティ(英:boxty/愛:bacstaí または arán bocht tí)はポテトパンケーキの一種で焼くか、茹でて調理される。

パンはイーストでは無く重曹を加えた無発酵パンが主で、ソーダブレッド(英:soda bread/愛:arán sóide)と呼ばれる。この生地を丸くのばしたのちに十字に四等分してから焼いたものは、ファール(英:farl)と呼ばれている。

アイルランドの一般的な朝食は、ベーコンの脂で焼くベーコンと卵、ソーセージ。これにボクスティやスライスしたフライドポテトがつくことがある。古くから海藻を食べる習慣があり、ダルス(dulse)という紅藻の一種はそのまま食べる他チャンプ、魚のスープやシチューに混ぜたり、バターを塗ったパンにはさんでサンドイッチにもする。ヤハズツノマタ(Chondrus crispus)からはプディングが作られる。

言語

language

アイルランド語は元来はアイルランド人の固有の言語であり、被支配民の下層階級が中心とはいえ、アイルランドの人口の大部分をアイルランド語話者が占めていた。しかし、イギリスによってアイルランド島全土のほとんどが植民地化されていた時代に英語にとって代わられ、話者の数が激減した。

今日ではこの言語を日常的に使う人の数は非常に少なく、アイルランド国内においても「ゲールタハト」(Gaeltacht) と呼ばれる一部の地域に限られるが、公共向けの掲示や交通標識の多くにはアイルランド語の併記が行われている。また政府の公職(首相や議会、政党、議員など)の名称をアイルランド語で表記し、国防軍においては号令にアイルランド語を使用するなど、民族主義的な観点からも使用が推奨されている。

アイルランド共和国では義務教育においてアイルランド語は必修となっており、ゲールタハトに英語禁止の修学旅行に行き、うっかり英語を使った生徒を一人で自宅に帰らすという厳しい措置をとった学校も存在したほどである。また、公務員試験などにおいてもアイルランド語の試験が必須とされるため、学習者は多いものの、ゲールタハトを除くほとんどの地域においては義務教育終了後、または就職後には忘れ去られ、使われなくなってしまうことが多い。

アイルランド政府は様々な保護策を採っており、ゲールタハトのネイティブなアイルランド語話者の家庭には、その土地に居住し続けることを条件に政府から補助金などが支給されている。しかし、すでに英語がアイルランドの優勢言語であり、英語に長けていない者は社会的に不利・不便な立場にあるという現実から、アイルランド語を母語とする親も子供の将来を考え、子供にはあえて英語で話しかける傾向にある。このような状況から、西部の一部の海岸地域に点在するゲールタハトを除いては、アイルランドの日常生活においてアイルランド語の会話はほとんど聞かれないのが実情である。またゲールタハトも人口過疎の僻地に偏っており、比較的話者が多いと思われる唯一の都市(シティ)は西部のゴールウェイのみである。

多くのアイルランド国民にとってアイルランド語は、ヨーロッパ世界の古典語であるラテン語の学習と同様に、非常に退屈なものである。英語化が進行していく過程においては辺境の言語・貧者の言語・劣等者の言語とまで貶められていたアイルランド語であるが、母語・日常語としては絶滅寸前となった近現代になってから国策的に保護される対象となると、状況は一変した。今日では、ゲールタハト以外であえてアイルランド語を用いるのは、むしろ権威主義的な、やや衒学的で気取った人間だという偏見さえある。